1、あとから直すのが大変なことは初心者であっても早めに修正する

あとから直しにくい、癖になりやすい、正しくない動作(体重移動など)を、早い段階から指導します。
初級者、中級者と呼ばれるレベルになってから注意されると直しにくい動作、癖があります。
内容的には中級者ぐらいの注意事項でも、入門者・初心者の頃から分かりやすく話をして、指導していきます。
 


2、ダメな点を指摘するだけでなく、ダメになる原因から遡って伝える

ダメな処は、その原因や理由から指摘して納得させることで修正できます。
ダメな点を指摘するだけの指導では、修正までいかないことが多いです。
 


3、誤りや失敗があったとき、心理状態を振り返って考えさせる

心理状態の事例
・修正しようと意識している動作の直前の動作で思わぬミス
・山(修正しようと意識している動作)を越えて油断してミス
 


4、号令法による練習曲、曲無しでできるか、立ち位置を6通り変える、独りで(号令曲→曲無し)できるか

6通りの立ち位置
(1)左(指導者)と右 ← 24式1~5
(2)前(指導者)と後ろ ← 24式6~12、17、23~24
(3)左前(指導者)と右後ろ ← 24式前半
(4)後ろ(指導者)と前 ← 24式15~16
(5)右後ろ(指導者)と左前 ← 24式18左推掌、21~22
(6)右前(指導者)と左後ろ ← 24式18右推掌~20
 


5、眼法を使えばバランスが取れることを体感させる

目が開いて前が見えているだけと本当に目印を見ているとの違いを体感させます。